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2節2項 六界について

1)神界

 神と呼ばれる神魔の住む空間。

ギリシャの神々の国「オリンポス」。キリスト教の唯一神のいる天国の高層部。インドの神々の国(仏教の「天道」)。日本・神道の天津神の住む国「高天原」。など。

2)魔界

神と呼ばれていない神魔の住む世界。または、複数的な役割をもち、一つで機能する世界。

神解から追い出された飛天らが魔王ルシファーを中心に暮らす世界「パンデモニウム」などや、町や村と行き来できるようなワープとイントがある、妖怪や妖精が暮らす世界や、人の街のような世界だが実際には平行世界なので見えない世界、他の世界の中に発生した(比較的小規模な)異界もここに属する。

また、生きる世界と死後の世界に境を見つけることができないような世界観やを持つ場合も、魔界種とし、世界樹や動物などの1つの物で複数の他の世界種の役割も担っているものもここに則ずることとする。その場合、ああ奥は、混沌界や宇宙界の中にある場合が多い。

 

3)天界

ギリシャのエリュシオン。英雄の島。極楽浄土系(仏教的楽園)。エデンの園(キリスト教的楽園)。天使などの創造主神以外だがその配下が住む・管理する天国の下層部。理想郷。

地下界アガルタ(首都:シャンバラ・シャングリラ)・黄金郷エル・ドラド・桃源郷など。

4)冥界

 冥王ハデスの国(ディス)。閻魔国(仏教の六道に振り分けて転生させる国)。エジプトのオシリスの国。神に値するとされる冥王が直接管理する世界。 

六道の地獄道・修羅道・餓鬼道・畜生道。冥王は直接いないが間接的に管理されている世界。

魔王サタンの地獄などの神以外の神魔が管理する世界。

 

5)混沌界(カオス)

物質・粒子が無秩序に存在する空間。原初神魔カオスそのもの。

また人間が、原子が停止した空間だとか、何も存在しない虚無空間だとか説ができている世界。基本強力な神魔でもこの空間を通過するのは不可能とされており、入ることも出ることもできない。ただし特殊な神魔が時や時空移動能力を利用すれば可能性はある。

混沌の三世界」:混沌界の中に生まれた原初神魔そのもの。混沌界の中に小さな複数の原初空間が含まれており、これらを「混沌の三世界」と呼ぶ。「宇宙界」は複数点在しており、「真大空界・真大地界」は隣接している宇宙界は神話の宇宙という。

・宇宙界(コスモス) :混沌の中に生まれた成長し続ける原初神魔コスモス。星雲や銀河系・惑星が点在する。

・真大空界(ウラノス界):混沌の中に生まれたガイアの上を覆うように存在する原初神魔ウラノス。神話の空。

・真大地界(ガイア界)  :混沌の中に生まれた原初神魔(地母神)ガイア。神話の地。 

6)奈落界(タルタロス)

地獄などの冥界とは違い、人の霊魂の管理のためではなく、神魔の幽閉・封印場所として神魔に使われ続けている空間。原初神魔タルタロスそのもの。神話に伝わる奈落に幽閉されている「神魔」や特別に罪の重い「人」がいる。

そのほか、唯一の存在として崇められる神魔(唯一神)によって折られた、かつてガイアに聳えていた巨塔「バベル」が封印されていおり、人の負のエネルギーや念によって生まれた造魔バベルとして奈落の底にささって捨てられている。